公益財団法人日本ボールルームダンス連盟

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学校学習とダンス

学校学習創造支援プロジェクトの根拠と発足について

1.学校学習委員会が発足した根拠

学校学習におけるボールルームダンスの明確な位置づけと改善

ボールルームダンスがもつ文化的意義、そして、成熟社会において求められる人間の育成を考えるとき、ボールルームダンスの基礎的な学習を学校学習において重視し、より明確に位置づけることが望まれる。なぜなら、これからの学校学習には、仕事に資する能力開発にとどまらず、人間的成熟につながる「生きる力」を育むとともに、暮らしの中で文化を享受する能力を開発することが求められるからである。

とりわけ、グローバリゼーションが叫ばれ、市民レベルでの相互理解と相互尊重のための国際化教育や、人間的かかわりについての学習が極めて重要なものとなっている現在、万人に開かれた文化であり、コミュニケーションと表現のメディアとして人間的交流の能力を育むボールルームダンスは、学校学習において十分に尊重されねばならない。

平成13年9月「21世紀におけるボールルームダンス文化の構築と振興のあり方について」(答申)よる。(本文9頁)第3章 ボールルームダンス文化の振興方策とシステムの構築より

したがって、小・中・高の体育科授業においては勿論のこと、学校行事や課外活動などにおいても、ボールルームダンスの基礎的な学習を積極的に採りあげ、推進していくことが望まれる。

そして、学習内容や指導方法の開発、その実践などは、担当教師のみが担うのではなく、その要請に応じて、ボールルームダンス関係者の積極的な支援と活用が望まれ、それを可能にするシステムの構築が求められる。


2.発足について

 平成14年2月 ボールルームダンスの学校体育学習支援プロジェクト発足し、プロジェクト委員による検討が開始された。 (翌、平成15年4月学校学習委員会と改名)

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