公益財団法人日本ボールルームダンス連盟

  • twitter
  • instagram
  • instagram

ダンスの資格

プロフェッショナルダンス教師資格スタンダード2級認定試験

受験講習

受験するための講習には、個人指導と集合講習があります。
この講習はプロフェッショナルダンス教師スタンダード部門2級としての技術や知識を身につけて頂くものであり、資格の取得には欠くことのできない重要なものです。

1.個人指導

個人指導は、技術・理論・指導方法等について指導を受けるものです。
内容として、スタンダード5種目(W・F・Q・T・Vw)のベーシック・フィガー及びスタンダードフィガーの基礎知識について踊りながら説明ができるように(質疑応答集を参照してください)スタンダード5種目を習得していただきます。

  • 単位は全部で40単位が必要で、試験日までに終了することが必要です。
  • 個人指導の受講者手帳は施行機関又は財団本部に申請することによって交付が受けられます。(受験申込の際にも交付されます)
  • 個人指導の印は試験日から2年前までさかのぼることができます。
  • 個人指導を担当できるのは、プロフェッショナルダンス教師 スタンダード部門2級以上の資格を所持している正会員に限られています。詳しくは受講者手帳の注意書きをよくお読みください。

2.集合講習

講習は次のような内容で6単位(1日~2日間)で行われます。
使用する教材は、公益財団法人日本ボールルームダンス連盟が発行している下記のテキストを使用して講習を行います。

  1. ボールルーム・ダンス・テクニック(スタンダード)
  2. ウインナ・ワルツ・テクニック
  3. プロフェッショナルダンス教師資格3・2級スタンダード質疑応答例題集(旧:商業2級質疑応答例題集)

(註)1単位は45~60分です。指定された日時・会場にて受講してください。

講習内容

項目内容(使用教材)単位
試験方法の解説   受験の手引き及び試験に関する注意事項
ダンス基礎理論   ボールルームダンスの基礎理論及び指導実習
    ボールルーム・ダンス・テクニック
    ウインナ・ワルツ・テクニック
面 接 試 験

スタンダード5種目(W・F・Q・T・Vw)の各種目の質疑応答について

   プロフェッショナルダンス教師3・2級スタンダード質疑応答例題集

3

認定試験

試験は、実技試験(カップル・ダンス)、面接試験、筆記試験の3部門に分かれています。

1.実技試験(カップル・ダンス)

スタンダード5種目(W・F・Q・T・Vw)の各種目を約1分程度踊ります。カップルダンスは、ボールルーム・ダンス・テクニック中のフィガーを使用し、且つネームド・バリエーション(NAMED VARIATION)のフィガーを2つ以上、必ず使用して下さい。パートナーは財団本部の登録会員(正会員を含む)であれば誰とでも結構です。ただし当日の担当試験審査員等は除きます。

<カップル・ダンス 免除> 広域加盟団体プロスタンダードB級以上にランクされた者は、カップルダンスが免除されます。申請書と一緒に広域加盟団体発行の登録証のコピー又は証明書の添付が必要になります。

2.面接試験

筆記試験の範囲内の「プロフェッショナルダンス教師3・2級(旧:商業2級)質疑応答例題集」からの質問とし、受験生は言葉での回答とそれを踊って示すことになります。面接は40分~60分間行います。

3.筆記試験

ボールルーム・ダンス・テクニックより、「足の位置・アライメント(アライメント又はダイレクション)・回転量・ライズ&フォール・フットワーク・CBM・スウェイ・タイミング」の中から40問出題されます。出題形式は、解答群の4つの中から選び、解答用紙(マークシート方式)の決められた解答欄に記入(マーク)するものです。所要時間は1時間30分です。

試験の合格点

(1)実技試験(カップル・ダンス)

各種目100点を満点とし、各種目の点数の平均点が70点以上を合格点とします。但し、5種目の内2種目以上が70点に満たないときは平均点が70点以上の場合でも不合格となります。

(2)面接試験

各種目100点を満点とし、各種目の平均点が70点以上を合格点とします。但し、5種目の内2種目以上が70点に満たないときは平均点が70点以上の場合でも不合格となります。

(3)筆記試験

テクニック問題40問の各1問につき正解が5点で200点を満点とし、合計点が140点以上の場合を合格点とします。

合格

実技試験(カップル・ダンス)、面接試験、筆記試験の3部門とも合格点に達した場合、プロフェッショナルダンス教師 スタンダード部門2級に登録されます。

不合格

実技試験(カップル・ダンス)、面接試験、筆記試験のいずれかが不合格になった場合は成績発表のあった日から同施行機関で最初に行われる次のスタンダード2級試験1回に限り、その不合格部門の追試験を受けることができます。また受験者の病気その他止むを得ない事情により、いずれかの部門を受験できなかった場合も同様とします(診断書または理由書の提出が必要となります)。

結果通知

試験の結果は合格・不合格にかかわらず本人及び施行機関に通知されます。

合格された方の手続き

合格された方は、財団本部のプロフェッショナルダンス教師スタンダード部門2級に登録されます。合格通知書、認定証と会員証を発行します。

表.2級面接試験・筆記試験に関するフィガー

ワルツフォックストロット
1.クローズド・チェンジ 1.フェザー・ステップ
2.ナチュラル・ターン 2.スリー・ステップ
3.リバース・ターン 3.ナチュラル・ターン
4.ナチュラル・スピン・ターン 4.リバース・ターン(フェザー・フィニッシュを含む)
5.ウイスク 5.クローズド・インピタス・アンド・フェザー・フィニッシュ
6.シャッセ・フロム・PP 6.ナチュラル・ウイーブ
7.クローズド・インピタス 7.チェンジ・オブ・ダイレクション
8.ヘジテーション・チェンジ 8.ベーシック・ウイーブ
9.アウトサイド・チェンジ 9.クローズド・テレマーク
10.リバース・コルテ 10.オープン・テレマーク・アンド・フェザー・エンディング
11.バック・ウイスク 11..トップ・スピン
12.ベーシック・ウイーブ 12.ホバー・フェザー
13.ダブル・リバース・スピン 13.ホバー・テレマーク
14.リバース・ピボット 14.ナチュラル・テレマーク
15.バック・ロック 15.ホバー・クロス
16.プログレッシブ・シャッセ・ツー・ライト 16.オープン・テレマーク、ナチュラル・ターン・ツー・アウトサイド・スイブル・アンド・フェザー・エンディング
17.ウイーブ・フロム・PP 17.オープン・インピタス
18.クローズド・テレマーク 18.ウイーブ・フロム・PP
19.オープン・テレマーク・アンド・クロス・ヘジテーション 19.リバース・ウエーブ
20.オープン・テレマーク・アンド・ウイング  
21.オープン・インピタス・アンド・クロス・ヘジテーション  
22.オープン・インピタス・アンド・ウイング  
23.アウトサイド・スピン  
24.ターニング・ロック  

表.2級面接試験・筆記試験に関するフィガー

クィックステップタンゴ
1.クォーター・ターン・ツー・ライト 1.オープン・フィニッシュ
2.ナチュラル・ターン 2.プログレッシブ・サイド・ステップ
3.ナチュラル・ターン・ウイズ・ヘジテーション 3.プログレッシブ・リンク
4.ナチュラル・ピボット・ターン 4.クローズド・プロムナード
5.ナチュラル・スピン・ターン 5.ロック・ターン
6.プログレッシブ・シャッセ 6.オープン・リバース・ターン、レディ・アウトサイド
7.シャッセ・リバース・ターン 7.バック・コルテ
8.フォワード・ロック 8.オープン・リバース・ターン、レディ・イン・ライン
9.クローズド・インピタス 9.プログレッシブ・サイド・ステップ・リバース・ターン
10.バック・ロック 10.オープン・プロムナード
11.リバース・ピボット 11.レフトフット・アンド・ライトフット・ロックス
12.プログレッシブ・シャッセ・ツー・ライト 12.ナチュラル・ツイスト・ターン
13.ティプル・シャッセ・ツー・ライト 13.ナチュラル・プロムナード・ターン
14.ランニング・フィニッシュ 14.プロムナード・リンク
15.ナチュラル・ターン・アンド・バック・ロック 15.フォー・ステップ
16.ダブル・リバース・スピン 16.バック・オープン・プロムナード
17.クイック・オープン・リバース 17.アウトサイド・スイブル
18.フィッシュテール 18.フォーラウエイ・プロムナード
19.ランニング・ライト・ターン 19.フォー・ステップ・チェンジ
20.フォー・クイック・ラン 20.ブラッシュ・タップ
21.V・6
22.クローズ・テレマーク

表.2級面接試験に関するフィガー

ウインナ・ワルツ
1.ナチュラル・ターン
2.リバース・ターン
3.後退のチェンジ・ステップ(右回転から左回転)
4. 後退のチェンジ・ステップ(左回転から右回転)
5.前進のチェンジ・ステップ(右回転から左回転)
6.前進のチェンジ・ステップ(左回転から右回転)
PAGE TOP