プロフェッショナルダンス教師資格ボールルーム３級認定試験

受験講習

受験するための講習には、個人指導と集合講習があります。
この講習はプロフェッショナルダンス教師ボールルーム部門３級としての技術や知識を身につけて
いただくものであり、資格の取得には欠くことのできない重要なものです。

１．個人指導

個人指導は、技術・理論・指導方法等について指導を受けるものです。
ボールルーム５種目（Ｗ・Ｆ・Ｑ・Ｔ・Vw）のベーシック・フィガーの基礎知識・応用技術等、指導実習として習得していただきます。

• 単位は全部で４０単位。試験日までに終了することが必要です。
• 個人指導の受講者手帳は、施行機関又は本法人に申請する事によって交付されます。
• 個人指導の印は試験日から２年前まで遡ることができます。
• 個人指導を担当できるのは、プロフェッショナルダンス教師ボールルーム部門３級以上の資格を
  所持している正会員に限られます。
  詳しくは受講者手帳の注意書きをよくお読みください。

２．集合講習

講習は次の内容で６単位です。
使用する教材は下記の通りです。

（１）ISTD発行教本　The Ballroom Technique（以下､「ボールルーム・テクニック」という。）
（２）ウインナ・ワルツ・テクニック
（３）プロフェッショナルダンス教師資格３・２級　スタンダード　質疑応答集
　※ １単位は休憩を含め4０～60分です。指定された日時・会場にて受講してください。

講習内容

認定試験

試験は、実技試験（カップル・ダンス、質疑応答）・筆記試験の２部門です。

１．実技試験（カップル・ダンス）

（１）ボールルーム5種目（Ｗ・Ｆ・Ｑ・Ｔ・Vｗ）の各種目を約１分間踊ります。

（２）「ボールルーム・テクニック」記載のフィガー（チャート）及びチャート欄外に記載の
　　　テクニックを全て使用できます。

（３）「４級筆記試験に関するフィガー」より追加されたフィガー（別表参照。）を必ず２つ以上
　　　使用してください。

（４）「ウインナ・ワルツ・テクニック」記載のフィガーを全て使用できます。

（５）パートナーは本法人の登録会員・正会員に限ります。
　　　ただし、当日の試験審査員等は除きます。

＜カップル・ダンス免除＞
　広域加盟団体プロボールルームC級以上にランクされた方は、カップル・ダンスが免除されます。
　申請書に広域加盟団体発行の登録証のコピー又は証明書の添付が必要となります。

２．実技試験（質疑応答）

筆記試験の範囲内「プロフェッショナル教師資格3・2級　スタンダード質疑応答例題集」からの
質問とし、受験生は言葉での回答とそれを踊って示します。
時間は40分～60分間行います。
詳細は別表をご参照ください。

３．筆記試験

「ボールルーム・テクニック」より､「足の位置・アライメント(アライメント又はダイレクション)・回転量・ライズ＆フォール・フットワーク・CBM・スウェイ・タイミング」の中から40問出題され
ます。
詳細は別表をご参照ください。
・出題形式は、問題内の空欄に当てはまる正しい答えを４つの選択肢から１つ選ぶ択一式で、マーク
　シートを用いて解答します。
・所要時間は1時間30分です。

試験の合格・不合格

１.実技試験(カップル・ダンス）

各種目100点を満点とし、各種目の点数の平均点が70点以上を合格とします。
ただし､５種目の内２種目以上が70点に満たない場合は､平均点が70点以上でも不合格となります。

２.実技試験（質疑応答）

各種目100点を満点とし､各種目の点数の平均点が70点以上を合格点とします。
ただし､５種目の内２種目以上が70点に満たない場合は､平均点が70点以上でも不合格となります。

３.筆記試験

チャート問題40問の各1問につき正解が５点で200点を満点とし､合計点が140点以上の場合を合格とします。

結果通知

１.合格

実技試験（カップル・ダンス、質疑応答）・筆記試験の２部門とも合格した場合、プロフェッショナルダンス教師ボールルーム部門３級に登録されます。
合格者には、合格通知書・認定書・会員証を発行いたします。

１.不合格

実技試験（カップル・ダンス、質疑応答）・筆記試験のいずれかが不合格になった場合は、成績発表のあった日から最初に行われる同施行機関の次のボールルーム３級試験１回に限り、その不合格部門の
追試験を受けることができます。
また受験者の病気その他止むを得ない事情により、いずれかの部門を受験できなかった場合も同様と
します（診断書等の欠席理由を証明できるものが必要となります）。

表.３級面接試験・筆記試験に関するフィガー（１／３）

表.３級面接試験・筆記試験に関するフィガー（２／３）

表.３級面接試験に関するフィガー（３／３）